「自然言語処理がようやく使い物になってきた」働き方改革の本丸「営業」を変える東大発AIベンチャー
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日々爆発的に生まれているデータ。現存するデータの90%が過去2年以内に生成されたものだと言われており、つまり、2年ごとに世界に存在するデータ量は10倍に増え続けています。一方で、その大量のデータを処理可能な自然言語処理技術は、これまでリーガルやコールセンターなどの限られた分野でしか活用が進んできませんでした。この自然言語処理技術に革命をもたらしたのが、2018年にGoogleが公開した汎用言語モデル「BERT」です。
2013年ごろまで主流だったBERT以前の言語モデルは、単語レベルの意味や、概念の近さを理解するのみでした。2018年に登場したBERTによって、文章の前後の文脈を鑑みた、より抽象度の高い読解が可能になり、抽象的な解釈を伴う判断を機械学習で可能となりました。
今回は、BERTを自社のサービスに活用している、2016年に設立された東京大学発ベンチャー、ストックマークのCTO 有馬幸介氏、エンジニア岩谷純至氏の2人に、企業における自然言語データの扱いにおけるトレンドや、BERTをどのようにサービスに活用しているのかを聞きました。自然言語処理の世界にブレイクスルーをもたらしたBERT。ビジネスへのさらなる応用が進むことに期待できそうです。
注目のコメント
肌感では、BERTは
・日本語ではほとんどうまく行かない
・まだ長い文章に対応できない
という感じでもっともっとイノベーションが必要だと感じています。テクノロジーで営業を強化。
「できるに越したことはない」と思うのを前提に、難しさを指摘しておくと、営業とは生モノであり、商談メモ程度のデータからは読み取れない部分が多くあるということです。
営業の手法というのは、商材の種類や相手のタイプ、相手の表情や相手企業の状況によって全く異なり、その微妙な違いとそこに合わせた営業トークの変化を商談メモに載せることは困難ですからね。
「商談メモ」ではなく「商談時の動画データ」を解析し、それを基に動画を見ながら一緒に学ぶのは良いかもしれませんが。
ちなみにインサイドセールスの場合、現場営業とは違って商談内容がそのまま録音できるので、テクノロジーを使うと非常に効率的になると思います。
参照↓
<「テレアポ」と軽んじられる時代は終わる。セールスフォース・ドットコムとSmartHRが語る、インサイドセールス組織の立ち上げメソッド>
https://newspicks.com/news/3682872/BERTを含めてPre-trained modelは優秀なモデルが続々と公開されているから、実は無料でだれでも使える。使う意思と能力さえあれば国籍も学歴も経済力も全く関係が無い。こんな世界最先端技術が世界中の市民に対して民主化されたのは、歴史上でも稀有なことだと思う。
さあ早速詳細をここから見てみましょう。無料ですから、見るか見ないかはあなた次第です!
https://ai.googleblog.com/2018/11/open-sourcing-bert-state-of-art-pre.html