サブスクリプションサービス拡大による映画体験の変化とは
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黒船としてNetflixが国内に上陸し、様々な定額制動画配信サービスが登場し始めてから早4年。動画配信を契機として認知を広げたサブスクリプションサービス(通称「サブスク」)は、今や動画領域に留まらず、音楽やスポーツなどの他のコンテンツジャンル、更には飲食や旅行など、コンテンツに限らない様々な分野へと拡大しています。
本稿では、年々影響が増している様に感じられる定額制動画配信サービスの変化を踏まえ、現行の映画ビジネスとの関係性や、今後映画体験がどのようなものになっていくかについて考察していきます。映画を過去1年間で有料で利用したことがある人に消費行動について聞くと、「定額制動画配信サービスの視聴」がここ数年で約4倍にまで伸びたことが分かりました。今後も、このサブスク市場全体が盛り上がっていくことが予想されます。