飲食店の無断キャンセル「逃げ得」許さん 防衛策が続々
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本の取り置きでも同じことが発生しています。
雑誌や書籍を予約しておいて、取りに来なかったり、ほかで買ったからいらないと言われて、取り置きされていた本が宙に浮いてしまうのです。
雑誌について言えば、これで返本期限を過ぎていると、書店は版元に遅延返本を要請してきます。結局、取り置きされて売れ残ってしまうと、書棚に並べられることもなく、販売機会を失い、かつ版元がそのコストを負担しなければならなくなってしまいます。版元が遅延返本を断れば書店の負担になります。
予約した人は軽い気持ちで取り置きさせたつもりでも、そのコストは誰か別の人が負担していることを知るべきです。
最近は書店に対して予約時に代金を取るようにお願いしています。飲食店の無断キャンセル対応への厳格化は不可逆な流れ。保証や保険などで損害をカバーするサービス、人気店などは事前決済が普及していきそう。また、レンタルスペースも事前決済なのでドタキャンの場合はキャンセルポリシーが働くので、取りっぱぐれることが無く、店も安心。
また、飲食店が無断キャンセルに厳しくなる一方で、幹事の心理的負担が上がる。場所は事前にレンタルスペースでおさえておいて、食事は当日の参加人数、要望、予算等に合わせてオンデマンドで様々なお店に頼むことで、幹事のリスクを最小化する消費傾向が一般化していきそう。飲食店の無断キャンセルをいまだに平気に行う人の気心が知れないが、
それはやはり、ネットで予約しているがゆえに、約束が軽んじられたり、匿名性が高いので、偽った情報で予約していることにあるのではないかと考える。
その対応案の一つとして、予約時は、FacebookやLINEアカウントを利用して、他の信頼性の高いプラッフォーム経由で予約した方が、無断キャンセルは減るのではないかと思われる。
いずれにせよ、ここまでしてまで対策しなくても済むような世の中であるに越したことはないが。