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ビジネスの話題に関する特別インタビュー
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ソーシャルゲームや企業向けネット広告コンテンツ制作の受託を中心に展開。スマホゲームに特化したゲームコミュニティ「Lobi」も開発・運営。
時価総額
116 億円
業績
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ただ、「GDP否定論」は注意したいです。
日本社会は以前、「成長か配分か」という誤った二元論に囚われました。特にリベラル政党は経済政策に重きを置かず、結果として経済低迷を招いたことを振り返る必要があります。
地方に住むことを前向きに考える人は少なくありません。しかし移住が増えないのは、それなりの待遇の仕事が地方に限られているためです。
GDP(成長)も豊かさも、ともに目指さないといけないと、強調しておきたいと思います。
柳澤氏は著書でも「自分ごと」という言葉をよく使われていますが、インタビューをしながら、僕も自身の故郷で地域通貨を作るならどんな仕掛けをするかなどを思わず考えてしまいました。
IT企業が考える地域通貨、ひいては「面白」を追求してきた企業だからこそ創ることができる地方創生の未来の話、ぜひご一読ください。
あの相田みつをさんだって「お金はあれば便利。ないと不便。便利なほうがいいなあ」という詩を吐露しているとおり、GDPで測ることができる、ある程度の経済基盤は豊かさの前提になるんだと思います。
学歴社会に物申すには学歴が(中退でも)必要なように、資本主義社会にインパクトを持って物申したいのであれば、財務上の利益が影響力に直結すると思うのです。アカデミアからの発信はまた別ですが。
コミュニティの再定義や貨幣制度の再構築などは意義深いのでがんばって頂きたいですが、こちらで利益が出ないのであれば、コア事業でしっかり稼いで、その富をどう分配するか考えるのが上場企業として通すべき筋だと思う次第です。
それが地域の活性化となり、日本全国の活性化につながる可能性もあります。法定通貨との互換性やマネロン対策などをしっかりと検討する必要はありますが。
この地域通貨がどこまで運用に乗るかわかりませんが、社会がこういう流れになるよ、あるいは、少なくとも大きな選択肢になるよ、というのは間違いないのかなと。注目ですね!
カヤックが自治体と提携して仕掛ける予定のコミュニティ通貨、通称「まちのコイン」!特徴はアプリ上でお金の流れを見える化すること。
ブロックチェーンなので、人におごったりしたら価値が上がるコインや、使わないでためたままだと価値が下がっていくコインなんかも設計。