【スーパー公務員】「シャッター商店街」のイベントが大当たり

2019/8/24

寛容性が新しい価値を生む

──山田さんは、プライベートの「週128時間」を使って、本業とは別に市民活動支援を始めています。そのきっかけを教えてください。
山田 きっかけは、前回話した「えんぱーく」という施設です。そのコンセプトの一つが、市民活動支援でした。
私は、「えんぱーく」に2009年の4月にジョインして、市民協働のグループ作りや、市民活動団体のプロモーションなどを担当していました。
市民活動をしたい人の中には、例えば同じ本に関する活動でも、子どもに読み聞かせをしたいというグループもあれば、純粋に本が好きで図書館で透明なカバーを貼るボランティアを延々とやりたい人など、多種多様でバラバラです。
この人たちが、なぜ市民活動をやりたいのか、正直よくわからなかったのです。それで「自分もそっちの側になってみないとわからない」と思ったわけです。