ビットコイン、週間で昨年11月以来の大幅安へ－仮想通貨振るわず
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注目のコメント
相変わらず短期間でこれほど激しい値動きがあると，小売店がビットコインでの支払いを受け入れるのはなかなか難しくなってきますね。
日本円換算で1000円相当のビットコインの支払いを受けていたのに，1週間ほど日本円に換金しなかったうちに800円相当の価値に下落していたとか洒落にならないです。
ステーブルコイン（法定通貨の価値などと連動していて，比較的価値が乱高下しにくい通貨）が登場したこともあって，
「使い勝手が悪い→ニーズがさらに低下→価値が下落」
というスパイラルを上手く抜け出さないと，投機対象としての価値しか持たなくなってしまう危険性もないとはいえないと思います。
（投機対象としての資産価値も，中長期的には怪しくなってくるのではないでしょうか。別記事にあるように，ニュージーランドではビットコインを給与の支払手段として容認することになったようですし，衰退まっしぐらというわけでなく大化けする可能性もあるとは思いますが，そういった点も含めて，ビットコインはまだまだ不確実性が大きいと感じます）
※ ビットコインなどの仮想通貨への投資によって多重債務となり，それが原因で自己破産の申立てをしても，免責不許可となってしまう（自己破産をしたのに，借金の支払義務が免除されない）場合があります。
ギャンブル依存症の治療をきちんと継続しているという診断書を出してやっとこさ，という事例が最近もありました（なお，治療を受けさえすればオッケーというわけでもありません）。
「うまくいったら大儲け，失敗しても破産したら借金チャラ」という謳い文句をネット上でも意外とよく見ますが，そんな虫のいい話ではありませんので，この点は本当にご注意ください（身内や友人でそんな発想のもとに大博打をやらかしそうな方がいらっしゃったら，どうか全力で止めてください。裁判所は徐々にシビアになっている印象があります）。仮想通貨を正しく理解するには「お金」について学ぶ必要がある。
お金の価値＝使ってる人の数×貨幣の信用度だ。
使ってる人が増えるには「信用」が必要で信用を作るものは価値創造×一貫性×コミットメントとなる。
これを踏まえると一貫性に欠けるビットコインは使う人の数が増えず貨幣としての価値は生まれないと思う。
しかしながら、貨幣と資産は別物でビットコインは資産としての価値はめちゃくちゃ高い。
なぜなら認知度がハンパじゃないから。投資に興味ない人でも誰でも知ってる。実態価値がなくとも仮想通貨という概念が生き残るなら今後何かのきっかけで最も認知度が高いビットコインが爆上げする可能性はあると思う。
