フリーランス、報酬トラブルに保険 損保ジャパン
日本経済新聞
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一応、フリーランスとして約20年働くものからすると一歩前進かなとは思います。ただ、実際にこの保険の内容で弁護士対応まで行こうとする人がどれだけいるか、ということです。
フリーランスが働く業界も様々です。中にはかなり狭い業界もありますし、それなりに広い業界でも従事年数が長いと広いようで人間関係上は狭くなってきます。そういう場合に弁護士を使うまでの介入を行えば、目の前の報酬を回収できても別の意味で損失を食らう可能性もあります。
ちなみに私個人は完全未払いということは今のところ経験していませんが、支払い遅延は数件経験しています。これらは全て交渉で解決しました。
ただ、うち1件は支払い遅延に対するクレームに対して相手が逆切れし、受注していた仕事量を一気に3分の1に削減されました。働き方の多様化の中でフリーランスは増えていく。アメリカの場合はミレニアムの50%はフリーランスしているとの調査結果も。ただこれもしたくてしていないケースも含むのだろうからフリーランスのためのいろいろなサービスが充実するとよいですね
損保ジャパンがフリーランス向け報酬トラブル保険を開始。フリーランスとして働く人の数は300万人規模と国内の就業者の約5%を占めて今後も増加傾向だからニーズは増えるしサービス提供側はビジネスチャンスでもある。