【グロービス経営大学院】MBAとは「ルールブック」である
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注目のコメント
前職の知人が投稿していたので、自分も私見を少し。
グロービスは、日本の勤め人の大多数を占めているであろう「サラリーマン」を「ビジネスマン」にupdateする国産の予備校的ポジショニングを取り、極めて優れた成果をあげていると思います。
既存の経営大学院が、研究と教育が混ぜこぜになっている教員に多分に引っ張られアカデミックな方面に偏りがちな中で、
中小企業診断士資格が、他の士業と比していまひとつプレゼンスを伸ばせない中で、見事にホワイトスペースを埋めているなあという印象です。
私もはるか昔に単科生として在籍してましたが、三カ月でも学びは大きかったです。
グロービス卒業生は大したことない、とか、行ったこともないのに批判する人々もいますが、グロービスで学ぶ意義は、表面的なスキルアップとかではなく、自分のOSがupdateされる体験を大なり小なり得られることに尽きるのかなと個人的には思います。
なお、自分はいまコンサル界隈に身を置いていますが、MBAホルダー自体は珍しくもないですし、MBAホルダーはやはり凄いの？と聞かれたら、人によります、と答えます。
単科生時代もそうでしたが、凄い人は最初からずっと凄いし、凄くない人は最後までずっと凄くない(^^;
MBA取らなくてもMBAホルダーより優秀な方も沢山いますし、グロービスMBA取ると自動的にスーパーマンになれるわけではありません。
グロービスの使い方としては、自分を変えるきっかけ として門戸をたたくのがよいのかもしれません。MBAと単純化するから話がおかしくなりやすくなる。
ざっくり整理させていただくと
・ビジネスをする上で経営学が必要か？
→YES。天才ならともかく基本やルールを知らないで戦える訳がない。
・経営学を学ぶ上で経営大学院は適しているか？
→YES。講師や共に学ぶ仲間と議論を深めることで使えるレベルに高めていくことができる。
・MBAという学位は必要か？
→No。日本ではMBAを取ったからといって給与が上がることはない。アメリカも採用時には高いが、パフォーマンスを出さなければすぐに下がる。
（プラスα）
そもそも学んだことを役立てようという姿勢があれば、役立てて割が合うものにできるし、役立てようという姿勢がなければ何を学んでも無駄である。10年前、まだ新卒で入社した企業に在籍している時に、私もグロービスMBAの門を叩きました。「MBAという学位だけが欲しいという人は他に行って下さい。あなたの人生を懸けた志を実現するための手段としてグロービスがあるならば、是非仲間として頑張っていきましょう（但し、あなたが厳しい入試を突破できれば）」というメッセージを当時頂いたことを覚えています。公表している卒業生の年収増加率もなかなかの数字だと思いますし私もすぐPayできましたが、一卒業生としては金額のコスパじゃないのですよね…2年間の人生を変える経験は何物にも代え難かったと振り返って思います。
