アディダスとBASFが生み出した、BOOSTというテクノロジーの「仕組み」
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熱可塑性ウレタンエラストマーの発泡体ですね。現物のぷるぷる感は動画で見た方が早いと思います。
https://youtu.be/YLb_DOuKSZ4
発表時のニュースはこちら。少し詳しく物性が書いてあります。
★BASF 世界初のE-TPUを開発(ゴムタイムス、2013年)
http://www.gomutimes.co.jp/?p=55273
一般的な発泡成形機が使える?みたいなので発泡剤に工夫をしているのだと思いますが、そこまでは記載がないので詳細不明。
2013年なので、すでに色んなところに採用が進んでいるようです。
★用途など(BASF)
https://products.basf.com/en/Infinergy.industry~plastics_rubber%7Cperformance_polymers%7Cpp_footwear.htmlBoostシューズは二足持ってます。
最初は重い印象でしたが、実際は走るとそれほど気になりません。足を振り子のように出す人も、脚力で跳ねるように走るスタイルにも対応します。
これは履いて走った記録。加速感あります。
https://twitter.com/Y2_labo_OO/status/1151523014774644736?s=19発泡体の一つ一つの穴が外までつながっていないために、高反発を可能にしているBoostのお話。
軽くしようと少しでも気孔率(穴の割合)を上げると外まで穴が繋がりそうなので、絶妙な割合を保っているか、製造方法を工夫しているのでしょうか。
3d printerの会社のCarbonともシューズを開発しているように、プロダクトを現在ある材料から選んでデザインするだけでなく、ほしい材料を作ってしまう姿勢は、材料屋さんからみると嬉しいですね