BMWのEV用バッテリーを採用の「電動ボート」メーカーの挑戦
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Torqeedo(トルキード)社は、ヤマハやヤンマーに先駆けて世界初の船外機電動化をした新興ドイツメーカー。モーターボードの船尾に付いているのが船外機で、これを初めて電動化しました。
バッテリーは1モジュールしか使わない48Vですが、防水パッケージ「Deep Blue」にノウハウがあります。BMWのi3やi8に採用されているSamsung SDI製セルを2016年から使うようになりましたが、今後も継続して採用するようです。
奇跡でもなんでも無いグラフェンをSamsungは採用しますが、負極材料はシリコン粉末やリチウム金属の採用も有り、決定的な差別化にはならないでしょう。
●奇跡の素材グラフェンを使ったバッテリー、2021年からスマホに使われ始めそう
https://newspicks.com/news/4142876
それよりもBMWのEVで使われるバッテリーセルと同じものを使うということが安定した品質と価格の調達につながり、Torqeedoにとっては意味が有ります。つまりSamsung SDIである必要は必ずしも無く、どんなセルにも対応出来る防水パッケージで実績を積めることから、安くなった電動モーターボードが登場することにつながります。