米長短金利逆転が理由で増税の延期や廃止はない=麻生財務相
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ちなみに、日本の10年債利回り<2年債利回りとなった時期を調べたら、平成元年~平成3年の間しかありませんでした。
でも、日本も長期金利の変動幅拡大したら今でも逆イールドになるでしょう。たった2%の消費税増税で失われる命もある…というオセンチなことも言いたくなるが2つだけ。
1つは、税金の使い道に納得していない。政治家と官僚と企業や組合。自分たちの中でだけ潤沢に税金が回るようにしてないかい? 自民党に対抗できる野党が長年にわたり不在である弊害だ。もう真っ当な民主主義とは言えない。
2つ目。消費税についてオープンな場での議論を聞いたことがない。生西が参考にしているネットメディアは虎ノ門ニュース、文化人放送局の制作番組、おはよう寺ちゃん、OKコージーアップ、ちゃんねるくらら、などである。是々非々で時には安倍政権を批判する。経済とか政策の筆頭は高橋洋一氏。高橋洋一氏はいつでも議論してやると言っているが、政治家は勿論、財務官僚も出てこない。それが答えだろう。
政治家は国民の方を向いて仕事をしているのではない。自分に票と金をくれる方を向いて仕事をしている。最初は「えーっ!そーなーん!」と驚いたが、今はただ嫌気だけがさしている。前回10年債利回り<2年債利回りとなったのは2007年。そういう意味では「リーマンショック級」という前兆条件は多少出ている、と言えなくもない。
なお、そこからサブプライム含めて金融危機が始まり利下げが始まり、短期側が下がったので2007年夏にはプラスにはなった。そして株価は一気に下落をしていった。
今回は元々政策金利が2.5%までしか上がっていなかった(前回はピークで5.25%)ので、利下げをしてもあまり短期側が下がることができない。先日の利下げで今は2.25%に対して、足元は3か月2.00%、2年1.57%、10年1.56%、20年1.98%という状況。既に0.25%刻みで3回分の利下げを織り込んでいるし、実際に下げたらもっと下がっていくだろう。