【船橋屋の革新】老舗和菓子屋から「健康を提案する企業」へ

2019/8/18
社員の「ホンネ」を受け止める
──昨今、「働きやすい職場」について、さまざまな議論が交わされていますが、船橋屋では「働きやすさ」に対してどのようなアプローチを取っていますか?
渡辺 やはり、社員が社長に向かってキツいことを言えないとダメだと思います。
だから、船橋屋では、年に2回「社内風土アンケート調査」を行っているんです。いわばオフィシャルな「内部告発」システム。匿名で不満や文句を言える仕組みですね。
質問内容は、「経営理念を理解していますか?」みたいなものから、「今の仕事は楽しいですか?」とか「今後も船橋屋で働きたいですか?」といった核心に迫るものまで多岐にわたります。
正直キツイですよ。社員の本音をぶつけられるのは。
そうそうたる企業のトップと話していても、社内サーベイをやっている人はほとんど見たことがありません。社長がビビっているんですよね。
それでも、なかなかこうした本音は周囲には漏れないものなので、貴重な意見だと思って真摯に受け止めています。
「船橋屋が改善したほうがいいと思うところは?」という、任意回答の欄もあるのですが、けちょんけちょんに辛らつなことを書いてくる人間もいるわけですよ。一瞬、「この野郎!」って思うんですけどね(笑)。「一体どいつが書いたんだ?」と。