(ブルームバーグ): シェアオフィス事業を展開する米ウィーワークは14日、新規株式公開(IPO)計画を明らかにした。同社は今秋の上場を目指す。今年上期の業績は6億9000万ドル(約730億円)の純損失だった。

同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した届け出によると、IPO規模は10億ドル相当となっているが、通常であればIPO条件が整った時点で見直される暫定的な規模だ。

IPOの引き受け主幹事はJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックス・グループ。主要銀行の幹部らはここ数年間、同社に対して引き受け幹事の売り込みをかけていた。

2018年の売上高は18億ドルと、前年の8億8600万ドルから2倍以上に拡大した。届け出に上場先は明記されていないが、同社株の銘柄コードは「WE」を計画している。

ウィーワークはソフトバンクグループが出資しており、同社を470億ドルと評価している。

原題:WeWork Submits IPO Plan, Showing $690 Million Loss in First Half(抜粋)

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