テンセント、4-6月は売上高の伸びが予想下回る-ライバル台頭で
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去年はサッカー・ワールドカップがあったのでテンセントビデオの再生回数が伸びたため、今年第2四半期は前年同期比で7%の減少……というお話。なのでバイトダンスとは直接関係ないような気もします。ウィーチャットのSNS機能の広告を増やしたので、もっと伸びるはずというマーケットの予想が外れたという感じじゃないかな、と。
決算発表報道で惑わされてはいけないのが、市場予想を下回るという話と収益の実際の増減との違い。無論事業の本質は後者。
アジアで2番目に巨大な企業が35%もの増益です。無論これは前期が当局によってゲームタイトルを止められたことによる大幅減益の反動というイレギュラーがあったことが大きいが、それでも売上合計も21%増収、広告事業も伸びが鈍化したとは言え16%の増収。
バイトダンスへ流れたという分析だが、中国全体の景気減退がまず大きいのではと推量。その意味で米データ巨人Google Facebookがつまずくとしたらデータ規制より独禁法よりももまず不景気だろう。Googleの株価はリーマンで半値以下に落ちたし、Facebookに至っては上場が2012年ゆえ不景気の経験すら無い。メディア広告の減少は目立つ。
あるいはメディア広告を想像したほど獲得できなかった。
テンセントとバイトダンスとはそもそも初めから違うメディアであり、比べるものではないが、
バイトダンスのほうがより広告が取れたので、全体のパイのなかではテンセントが少なくなっている。
それにしても稼ぐ力は非常に大きい。