【削除されました】養殖物2019年8月15日(木)
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マツダ CX-5試乗記3
(スカイアクティブD続き)
実は旧型MZR-CDは2.2L化した際に動弁系をDOHC化(以前の2.0LはSOHC)し、圧縮比を下げた事で高出力かつムービングパーツの軽量化と、インジェクターの高圧化(1800barから2000bar)と噴射制御で燃焼温度を下げてNOx排出量を減少させ、NOx後処理装置無しでEuro5に対応させた佳作エンジンなのである。
付け加えると、エンジンブロックもクランクケースをアルミ化して軽量化と騒音を改善、更にはクランクケースにバランスシャフトを組み込んで振動を少なくしている。
何もスカイアクティブDで初めて名エンジンが出てきたわけではない。
ただし、ここまでは最近の欧州メーカー製ディーゼルエンジンもMZR-CDと似たアプローチを採っている。
ココから先が異なる。
欧州メーカーはEuro6に対応させるべく、排ガス処理に高コストなNOx還元装置等で更なる増強を図った。
スカイアクティブDは更なる低圧縮と燃焼制御でEuro6に対応させたわけだ。
どちらがエラいと言うつもりはない。
ただひとつだけ言えるのは、マツダは何が何でも高コスト化を避ける為に、ディーゼルエンジン世界最低圧縮比という前人未到の困難なアプローチを採ったという事だ。
少し乱暴な言い方をすると、マツダは自身の状況を鑑みて安易にカネをかけずに知恵を絞ったわけだ。
現行CX-5について
マツダはアクセラ(最新のマツダ3は別)、アテンザ、CX-5、CX-8と共通のプラットフォームである。
前ストラット形式、後マルチリンク式のサスペンション構成は初代アクセラとほぼ共通。(初代アテンザのみ前ダブルウィッシュボーン式)
と言う事は、当時共同開発のフォードフォーカスやボルボS40/V50とも共通である。
フォードフォーカスは打倒ゴルフを目標に開発され、1999年ヨーロッパカーオブザイヤー、翌年北米カーオブザイヤーを受賞し、生産台数はゴルフを抜いて世界一となった佳作であり、マツダは現在もその基本構成を改良しながら使っている。
CX-5は最低地上高がアテンザやアクセラより高くストロークが長い。その分サスペンションの動的アライメント変化が大きい為、脚はやや硬めにしてストローク制限を掛けているように思う。この辺りが走りにどう影響するかが気になる所だ。
続く…ジョージアの産んだ最大の有名人と言えば何と言ってもスターリン。
とは言え悪名高い独裁者の上、ジョージアは反ソ反露が国是の国である種の黒歴史だった訳ですが、近年は再評価されているとかいないとか。
ということで、今日はスターリンの故地ゴリに行ってきます。
【今日の歴史】
1057年の今日マクベスの戯曲で有名なスコットランド王マクベスがランファナンの戦いで敗死した。
マクベスは従兄のダンカン一世を殺害して王位を奪い、王位継承者を次々と殺害したが、イングランドに逃れたマルカムが舞い戻り彼を討ち、マルカム3世として新王となった。近頃ハゲタカジャーナルとかハゲタカ会議が話題ですが (https://newspicks.com/news/3607000)、ワタシの所にもお誘いのメイルが沢山きます 「サイトウ先生の招待講演枠確保しました! ご参加お待ちしています !」なんて感じで
で、先日来ていた独語のメイルも、チラ見ではそんな感じだったので消そうと思ったのですが、ミュンヘン工科大 (TUM) のアドレスだったので、念の為グーグル翻訳してみたら真面目なお誘いらしく 詳細を聞きたい、と (エイゴで) お返事したら、主催者のTUM教授から ( エイゴで) 返答が なんとその方、1999年にミシガン大で修士をしてる時、ワタシのクラスを取って下さったそうです その後 MIT で PhD、 BMW で働いたのち、現在は TUM で教授をやってらっしゃるそうです ワタシのクラスをとても好きだった、とおっしゃって頂いたのが嬉しく、こういうのがこの商売 (ダイガクキョウジュ) の楽しみのひとつなのだなぁ、とシミジミ
あ、もちろんセミナーはやらさせて頂くことにしましたよ (独語はムリなのでエイゴですが) なので11月に学期中ですがミュンヘンです。。oktoberfest は逃しますが、ビールはちょっと頂こうかな (お酒あまり飲めないのですが)