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【崖っぷち】急加速する「世界食糧危機」のリアル

NewsPicks編集部
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  • 株式会社農天気 代表取締役農夫

    日本の人口減は世界的に見ればむしろ良いニュースなのではないかと思ってしまいます。
    人類がどこまで広い視野で先を見据えて自らの欲望をコントロールできるのか試されているように思います。

    この警鐘が本当かどうかは実際に危機が来て残酷な世界目の当たりにしないとわからないわけですが、
    私が世界の環境問題番組をつくっていて農業に転職したのは、まさにここで書かれているような危機感を15年ぐらい前に実感として持ったからでして
    都市近郊での楽しい農体験を広く提供しながら、人類の生き残りのヒントを探っていくような事業にしていきたいと改めて思います。


  • ㈱うちの子も夢中です 代表取締役

    毎度書きますが日本農業遺産になっている島根県仁多郡奥出雲町に見られるたたら製鉄が作り出す農林畜産業を参考にしましょう。
    簡単に説明すると
    たたら製鉄→玉鋼を生産するが大量の砂鉄採取による山崩しと森林伐採(3~5ha)が発生
    そのままにすると山が死ぬので、山林資源をキープするために
    荒れた山(表層土が無くなった山)を
    畜産牛の放牧

    牛が歩き糞をすることで地力再生

    たたら製鉄で使う水路を利用して大規模な棚田を形成

    多用な動植物が暮らす土地を作り出し、日本屈指の良質米 仁多米を生産する下地になっています。

    鉱山を掘りつくしてそのままはげ山にする事例が世界中に多い中で、このたたら製鉄が作り出す破壊と再生の事例は稀有なものです。

    他国のモデルや欧米主導のご立派な目標なんかができる遥か前から日本には立派な環境保全と商工業が噛み合った産業と暮らしのモデルがあります。(たたら製鉄と農林畜産業を活用した環境破壊の再生に関する手法は平安時代まで遡ります)
    そのままやれとか江戸時代に戻れとかいうわけではなく、奥出雲の先人に見られる自然を活用する工夫と精神をもっと受け継いでいくべきでしょうね。

    弊社は奥出雲町で唯一畜産業と連携し、畑作で牛の放牧を活用した農業生産を行っていますが牛の働きは本当にすごいです。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    20世紀後半は「緑の革命」によって、食糧生産が急増した時代でした。特に穀物ですが、化学肥料の投入、品種改良、灌漑、機械化などの技術革新によって収穫量が急増しました。日本人も経験したことですが、ほんの数十年前は飢餓と隣り合わせだったのに、食べ物が有り余り、捨てるくらいになりました。そうして、世界中で飢餓が無くなるかと思われましたが、今、逆のことが起きています。
     いくつかの地域では緑の革命は持続可能ではありませんでした。特にネックになっているのは水不足です。気候変動の影響に加え、地下水を利用した灌漑も、継続できなくなるくらいに川や湖から水を減らしました。
     最も水が無くなり、農業ができなくなった地域は、西アジアと北アフリカ、つまり中東です。一番ひどいのはイラク、シリア、スーダンのあたりです。中東の穀倉、エジプトにも危機が迫っています。中央アジアもウラル海が干上がるくらいに深刻で、確実に農業が持続できなくなります。この影響は、イランやアフガニスタンといった諸国にも及んでいます。
     水が無くなり、農業ができなくなった地域では、紛争が起こり、大規模な人の移動が起きています。まさにイラクやシリア、リビア、スーダンなどで起きていることです。次に危ないのは、南アジアで、特にインドとパキスタンでしょう。世界的な穀倉であるウクライナもすでに水不足ですが、ここで農業ができなくなると世界的な影響が甚大です。 
     今後の食糧危機の程度は、気候によるところもありますが、過去20年ほどで加速度的に進んでおり、到底、対応が追いつかずにいます。


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