戦時中、女性アナになった19歳。なぜ彼女は、終戦前に「敗戦」を知っていたのか
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注目のコメント
後世に伝えるべき、当時の貴重な証言です。
だからこそ。だからこそ…。
私はこの見出しを見た瞬間に違和感を覚えてしまいました…。
なぜ「女子アナ」という言葉を見出しに…。
記事は「女性アナウンサー」という表記なのに…。
「女子アナ」はテレビ全盛期に生まれた造語だと聞いています。
キラキラして見える言葉のブランド力を使って、読者を引き付けるためなのではないかと私は思ってしまいました。
「戦争」という一人ひとりが深く考えるべき、社会の一つの問題に対しての内容にはふさわしくない使い方のような気が、個人的にはしています。
貴重なお話を武井さんは証言してくださっていて、素敵な記事になっているからこそ…余計に悲しくなってしまいました。
少し小言を言ってしまいましたが…
〈追記〉
→その後、BuzzFeedさんからTwitterでご連絡いただきました。
私、いち個人の意見に対して、大変恐縮です。。。
見出し文言が、女子アナ→女性アナに変更になっています。
人々の命と向き合いながら、日々「伝える仕事」をされてきた、武井照子さんの人生。
自分が空襲警報を伝えることになったら…、ましてや玉音放送ともなると…。
8月14日に事前に伝えられた「日本の敗戦」。そして、迎える翌日15日。
アナウンサーの大先輩の思いを伺うと、あらためて自身がどのように放送と向き合うべきか、考えされられます。淡々と当時のアナウンサー視点が読み取れる記事。
「自分がやれることをやっていただけ」。この世界の片隅にをここでも感じる。
話はそれますが、戦争時は女性が登場する場が増える。
女性リーダー比率が高い国になぜ?と聞くと、「戦争があったから」「徴兵制があるから」「格差があるから」という背景を知ることも多い。
なんとも複雑な気持ちになります。記事の価値の高さは(タイトルの修正もあり)残されるべきものとして、ひとこと。
この浅沼室長の判断が素晴らしい。
実際にここから24時間以内に宮城(きゅうじょう)事件(昔の皇居の呼び名を取って)という名前で、今のNHKラジオは畑中陸軍少佐らのクーデターにより占拠されていて、その事件では陸軍の近衛師団長クラスの人間も含め死者が出ている。
それまでの15年のうちに数多くの要人が「普通に」襲撃されていただけに、この感覚は確かに妥当なのかもしれないが、この時代にこうした貴重な証言が聞けるのはこの判断もあったのだと思う。