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いきなりおどろおどろしい調子で始まる記事ですが、私は違和感を持ちました。

そもそも似たような目的の兵器は収斂進化的に似たような形状になるものであり、形が似ているというだけでいきなり「横流し」という結論に飛びつくのはかなり短絡的ではないでしょうか。

よく見れば北朝鮮の新型ミサイルは制御翼の形状がATACMSと異なっているほか、ノズルのベーンなどはすでに発射試験が行われているKN-23に似ており、制御に関しては異なった設計思想で開発された可能性があります。
基礎技術はどこかからか流れているかもしれませんが、基本的には北朝鮮の独自開発型と見たほうがいいと思います。
北朝鮮が公表した写真が本物であるかどうかは断定できませんが、本物であるからと言って、韓国からミサイル技術が横流しされたと判断するのも早計であると思います。
二つの写真を見て、気になるのは制御翼の形状が異なることです。ミサイルの姿勢制御は難しい課題の一つですから、もし、技術を流用して形状を似せるのであれば、制御翼は同様の形になるのが一般的だと思います。
さらに、もし韓国が本当にミサイル技術を北朝鮮に流しているのだとすれば、米国はとっくにその情報を得ているでしょうし、韓国に対して制裁が加えられていることでしょう。
ただ、文在寅政権の北朝鮮寄りの態度が、このような憶測を呼ぶことになったのだと考えられますし、日米世論の韓国不信を高めることになりかねません。日米韓の安全保障協力は、日米韓三か国の国内世論によって損なわれる可能性があるのです。
ATACMSは短距離の地対地ミサイルで、北朝鮮が使うとすれば対韓国戦に限ります。それなのに韓国軍が供与したとすれば自殺行為。それに北朝鮮との人的往来を最も厳しく制限している国が韓国であり、北が韓国軍の機密情報を抜き取るのは極めて困難でしょう。


尚、北朝鮮が必死に短距離ミサイル開発を推進しているのは、核兵器放棄後の軍事バランスを考慮しての事と分析出来ますので、そう意味では悪くない動向とも言えそうです。
真偽のほどはさておき。むしろ「さもありなん」と思わせてしまう文政権の外交の特殊性と危うさが浮き彫りになるという意味での価値がある。
北朝鮮の謀略であったら、辻褄が合いそうです。
米韓間、日韓間を疑心暗鬼にさせるには十分なインパクトはあると思います。

まずは真偽の確認が必要ですが、こういったことにならないように隣国との信頼関係を構築する努力が必要です。
今更言っても虚しいですが・・・