ヤマトが2割も値上げして赤字転落した最大の理由 ネット通販事業者が戦略転換、読みを誤った経営陣
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ヤマト2割も値上げをして赤字転落の理由がよく分からなかったけどこういうことか。需給の読み違え。総量規制をやめれば大手からの需要が戻ると思って正社員を大量に採用したけど、Amazonの筆頭にした大口が急ピッチで独自配送網を構築して需要が戻らなかった
この記事は面白いなぁ~。ヤマトがドライバー不足に配送お断りをしていた背景に強気に20%の値上げをしたが、ネット業者はそれに対する対抗策として自前の流通網を整備しだし、よってヤマトの配送収入は増えずに、増えたのはドライバーの人件費という固定費だけという構図です。
ネット業者が自前の流通網を整備できるはずがないとプロの運送業者は考えていたが、uberではないがamazon自体が個人事業者と直に結びつけるモデルを成り立たせてしまったため、多重の下請け構造の下の方でピンハネされて安い単価で配送を請け負っていた個人事業者がamazonの方からの仕事に流れやすいという構造。
配送業界も今後、地域的に限定されるでしょうが、ドローンの活躍も増えていくと思うので、今後、変革が起きる業界かもしれないですね。東京のような人口密集地では、アマゾンなどが自社配送網構築することは十分な実現性があるんだろうけど、広域な範囲で実現するのは難しいという見方も多い。ただ今後地域別だけでなく、高付加価値な宅配便と、より安価な宅配便のセグメントにも分かれていくんだろうけど、各セグメントがどういう勢力図になるかですよね。