ESG×収益力、欧米企業が先行 持続性重視へ新指標
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現在、ESG投資は長期的な視点で評価されるものが少なく、長期的に経済的価値と両立する ESG 投資となっているかが重要であると言われています。
東大 湯山特任教授の既存論文研究の報告書においては、”ESG 投資の投資パフォーマンスについては、明確にポジティブとはいえないにしても、逆に有意にマイナスともいえないことから、ESG 投資に意義は見いだせると考えられる。”とされています。
ESG投資とROEに相関があるとは言えないという既存研究が多いそうです。
そのような中、投資家が資家も収益力とESGの両立を求めるようになったことが公表されることで、ESGが企業評価の新指標となることに期待しています。
ESG 投資は、本来的には長期的な効果を目指したものであり、その投資パフォーマンスの検証に際しても、長期的に経済的価値と両立する ESG 投資となっているかを検証していくことが課題とのことです。
日本においても、ESG投資波がきていますが、この波が持続的なものとなっていくことを願っています。
<ESG 投資のパフォーマンス評価を巡る現状と課題>
http://www.pp.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2016/09/GraSPP-DP-J-19-001.pdfESGは元々欧州から始まり、欧州企業がずっと力を入れていた一方、日本でESGが注目されてきたのはここ数年ですし、ESGスコア低いですよね。(ROEも低いですが)
にしても、たばこってネガテイブスクリーニングにかかると思っていたのですが、ROEが効いているんですかね。ROEスコアとESGスコアの相関を見せてもらわないとどうかと思います。ESGが資本市場における欧州企業の地位向上に関係することが示唆されますね。
日本企業はまずROEをあげ、その余力でESGの取り組むを深めるということなのでしょう。ただESGは本来国際機関や国の役目でもありますので、企業の役目としてはイノベーションの方が大事だと考えます。