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この手の話をする時ってPost-Quantum Cryptography(PQC)の話だけじゃなくてQuantum Key Distribution(QKD)の話も重要になってきます。
前者はこの記事でも紹介されている通り圧倒的な計算能力を持つ量子コンピューターによる楕円曲線暗号等の既存の暗号化技術が破られる可能性を考慮してより計算が難しい暗号数式を創造しようという話です。
しかし一方でQKD、量子鍵配送と呼ばれる方法が存在します。
これは量子テレポーテーションなどの量子論に基づいて、暗号鍵を配信する方法です。
これにもBB86とE91という大きく分けて二つの方式があります。
前者は光子の偏光を、後者は量子もつれを利用してランダムな秘密鍵を配信する技術です。

PQCもQKDも今の所一長一短で、前者については数学的に本当に正しい暗号数式なのかという検証の問題があり、後者についてはまだ詳しく解明されていない量子論を用いた攻撃手法が存在します。
意図的な観測を連続して試行することで通信を止めることも可能でしょう。

また、DARPAもこれらに取り組んでいますがどちらかというと軽量暗号の概念も同時に語るべきです。
これはIoT化や自動車の接続などを想定したものです。