【直撃】これが中国流のスマートグラスだ

2019/8/10
とにかく軽い。スマートグラス酔いしない。着けたまま外出しても恥ずかしくない。
メガネのレンズ部分に映像を投射するスマートグラス。グーグル、マイクロソフト、アップルなど米IT業界の巨人が、こぞって開発を行う次世代端末に、ダークホースが現れた。
2017年に設立されたばかりの中国企業nreal(エンリアル)だ。
同社のスマートグラス「nreal light」は、2019年1月の米ラスベガスで行われた世界最大の家電・技術見本市(CES)で展示され、注目を浴びて賞を獲得。2020年にも一般発売される。
アンドロイドOSのスマホなどとケーブルで接続して使うと割り切ることで、演算処理をスマホ側に任せて、メガネ側を88グラムととにかく軽くしたのが特徴。サングラスのようなデザイン性の高さも評判になった。
来日していたnrealの共同創業者の徐馳CEOを直撃した。