改めて考える、原発のコスト 政府の試算に「現実反映せず」批判も

コメント

注目のコメント

• 堀内 隆

  朝日新聞社　メディアデザインセンター 部長

  ・2019年08月07日

  何を「原発のコスト」ととらえるか。再稼働のために規制委から求められている安全対策の費用、既存原発を廃炉にする費用が時を追うごとにふくらむ現実を目の前にして、原発に「経済性」という優位性が今後もあるのか、大いに疑問を感じます。
• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2019年08月08日

  原発を容認すべきかどうかの論点は、不安定なホルムズ海峡を通る原油にエネルギー源を依存し続けて良いかどうかということと、原発を廃し太陽光、風力、地熱その他の自然エネルギーのみに頼って二酸化炭素の排出を抑えて必要なエネルギーが得られるかということと、中国、北朝鮮といった核保有国に隣接した我が国が潜在的核保有国としての地位を放棄して安全を担保できるかどうかといったあたりにあるんじゃないのかな・・・　平和憲法を有する政府として決して言ってはならないことは、原発の保有が日本の潜在的核保有国としての地位に繋がること。そうなると、経済的な損得のみが議論のうえで大きな意味を持ってくる。そして、原発が経済的に優位と説明するのは政府にとってなかなか難しいに違いない。原発の是非は別にして、本音の議論が難しい我が国の特性が、こんなところにも出ていそう・・・　(・。・;
• 枩村 秀樹

  日本総合研究所 理事

  ・2019年08月07日

  運営コストだけでなく、廃棄コストまで勘案したシミュレーションが必要だと思います。