【3分解説】対立する「日本と韓国」の主張を整理しよう
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日本が韓国に対する輸出管理の運用の変更しました。日韓関係は感情的な言説に流れがちですが、本記事では基礎的な事実関係をグラフィックスとテキストで整理してみました。一部に言われるような、韓国への「輸出制限」や、ましてや「禁輸」ではないことがはっきり分かります。
日本政府は粛々と輸出管理制度を運用している一方、文在寅韓国大統領は痛烈な批判を展開しています。
ソウルに住む友人によれば、ごく一部を除き、平穏な日常が送られているとのこと。民間交流に影響がでたケースもありますが、予定通りに友好都市を結んだり、ソウル特別市では中区庁ソウル市民が日本不買の旗竿の設置を反対し撤去した事例もあります。政府間関係は難しい状況が続きますが、民間では積み上げてきた交流の流れがあります。
追記:こちらの報道も参考に。輸出許可が出ました。
https://newspicks.com/news/4125083
追記2:Tsusumi Koheiさん、ご指摘有り難うございました。現在のバージョンは修正を入れております。よくまとまっていて分かりやすい。ただこの問題を理解すればするほど、解決の糸口が全く見通せないことが分かる。自国民向けの政治的なパフォーマンスもあり、両国首脳が歩み寄るとも思えない。経済面への実質的な悪影響が出なければいいが、関係修復には相当時間がかかりそう
今回の問題がわかりにくくなっている点は2つ。
1つは、歴史問題に対して日本が対抗措置を取っていると思われている点。若干、曖昧ではありますが、日本としては貿易問題と歴史問題は切り離していて、関係ないとしています。
そしてもう1つは貿易の複雑さ。米中の対立もあり、貿易問題となると禁輸をイメージしがちですが、今回の日本の措置は、禁輸とは全く異なります。そのあたりを冷静に整理しました。ぜひご一読ください。