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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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経歴がすごかったり、すごい額を調達していたり、立派な起業の自伝をしたためていたりする方でも、実際に会って話すと残念な気持ちになる人は少なくありません。
経済的なゲームに強い人が立派な人だとは限らないというのは、考えてみれば当たり前の話です。
自分のできていないことをできているという意味では「すごい」と思うし、その社会的ステータスを「羨ましい」と思うことはある。でも自分のポリシーを捻じ曲げてまでそこに到達しようとは、僕も思いません。
この「上場会社の代表」とは最近話すようになった間柄で、自分とは違う世界に生きている同い年を知ってみたいとセッティングした会食でした。結果は中原が書いている通りがっかりする内容だった。
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会食を途中で帰らなかった理由はメシがうまかったから。ではなく「この人はこの人で努力はしてきたんだよなあ」と思って悲しくなったからだ。

彼は誰かの質問には「そんなの分からない」、彼から質問をして人が答えると「意味わかんねー」と笑う。中原に対してだけでなくボク対してもそうだった。高圧的かどうかの違いはあれど。
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ボクは、夢を叶える行為は、目的達成の過程で自分が成長することに価値があると思っている。
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今は確信してるけど、上場だの、企業価値だの、ナンボの売上だのと言うのは結局ゲームでしかない。しかも一部の人がチートで回して、コミュニティ形成している末期のゲームにも見える。その人たちが真剣にやってるのは知ってる。別に馬鹿にはしてないつもりだ。ゲームと表現するのはそういうことも含めてだから。
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本来ゲームというのはルールの中で競う遊び。だからゲームでも人は成長する。考えるし、読み合うし、反復練習すらする。ただチートや攻略法が蔓延したゲームでは誰も成長はしない。ゲームの中の得点が積み上がっていくだけ。それでも悦に入る人は入るのだ。
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だからこそ、今回の「上場会社の代表」は「上場した」「売上がナンボ」の他にもう一つ口癖を持っていたのかもしれない。彼は「自分に自信がない」と何度も言っていた。そしてボクが怒りから悲哀に転じたのは「45歳の彼が、自身が没頭してきたゲームが、自身を育てるものではなかったと気づいている」気がしたからだ。
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ほしいモノがあること。やりたいコトがあること。なりたいヒトがいること。基本的にはボクは物欲の人間でも、出世欲の人間でもないので、やはり少年期に憧れたスターに引き寄せられて今でも努力している。マイケル・ジャクソンが見た景色は。デビッド・ボウイが得た快感は。手塚治虫が生きた人生は。今の時代ではそれは得られないからこそ、先が見えない矢印を追いかけている。
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中原がスティーブ・ジョブズに憧れているからと言って、ジョブズのコピーになりたいわけではないだろう。ジョブズが彼にとってのスターなら、逆に「小学生みたい」に憧れ続けてくれる方が、彼は有望だと思ってる。がんばれ。
‪イーロン・マスクやスティーブ・ジョブズはカッコいいよ!!‬

‪そんな上場企業の社長の話なんか、気にする必要はない‬

‪だけど、会食時の口数は増やそう! 笑‬

‪質問の数が多い方が学びが増える‬

‪元上司より‬