【旋風】今、世界で「EC特化のファッション革命」が止まらない

2019/8/14
ファッション業界に今、ある“旋風”がグローバルで巻き起こっている。

「EC(ネット通販)専業」からスタートしたファッションブランドの台頭だ。

2010年代は、「ファストファッション」が業界を席巻したが、最近では、GAPやフォーエバー21などが相次いで閉店している。

こうした中、ECからスタートしたブランドの中には、リアル店舗を展開するブランドも生まれている。

この新潮流は、アパレル・ファッション業界をどう変えていこうとしているのか。ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓氏が解説する。
オンラインが「買いやすい」場所に
今、アパレル・ファッション業界にあるグローバルな「うねり」が起きています。EC(ネット通販)に特化したファションブランドの台頭です。
2010年代から本格的に登場し始めたこの新たなプレーヤーは、オンラインに特化した販売スタイルと、SNSの活用によって一気に拡大しています。
オンラインで獲得した顧客や財務基盤を背景に、リアル店舗を出店する動きも出ています。
もちろん、既存のファッションブランドも、ECサイトをスタートさせて、オンライン戦略を強化していますが、一部のブランドでは既存店の売り上げに陰りが出始めています。
ファッション系のECはかつて、「買いにくい」のが実情でした。
(写真:NurPhoto via GettyImages)