[東京 6日 ロイター] - ユニゾホールディングス<3258.T>は6日、エイチ・アイ・エス <9603.T>による株式公開買い付け(TOB)に反対意見を表明することを決めたと発表した。HISによるTOBは事前の連絡がなく一方的に始められたもので、事業上のシナジー効果が見込めないほか、ユニゾHDの企業価値を毀損する恐れがあるとしている。買い付け価格(3100円)も企業価値に照らして不十分と判断している。

HISはTOBを7月11日に開始していた。

ユニゾHDの反対表明を受け、HISは「誠に遺憾」とのコメントを発表。引き続きTOBを実施することで、ユニゾHDの事業に関する新たな成長機会の創出とともに、HISのホテル・不動産事業のさらなる成長がもたらされると主張している。

*内容を追加します。