10年以上の「超長期投資」にだけ見える世界とは?(守屋秀裕氏)
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短期投資をしていた頃には奥歯がすり減って、ひびもはいっていると歯科医に診断されたという守屋さん。そんな守屋さんに10年以上の時間軸で投資する超長期投資の魅力を語って頂きました!
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↓たぶんアイスタイルのことだと思います。一時期P/Eで80xほどになっていました。
ちなみにアイスタイルは2019年にも業績見込みと中期経営計画の数値を外してしまって足元の株価は軟調・経営チームは事業の立て直しをしています。
経営側にいて個人的に思うのは、経営環境が目まぐるしく変わる中で市場に中期経営計画をコミットするのは、原理的に守れないものをコミットするようなもので、結果日信頼を毀損するリスクが高く経営が縛られてしまうので、中期経営計画は出しづらいなというものです。
経営のプリンシパル(原理原則)とビジョンを示し、そこを信頼して株式を買っていただけるようにしたいです。
—以下、引用—
その中でも記憶に残っているのが、某コスメ関連の口コミサイトを中心とするサービスを展開されている企業です。
私が最初に投資をしたのは2013年中頃になります。投資した当初に考えていたのは、コスメ関連の情報源としては圧倒的なユーザーを抱えている同社は、今後化粧品メーカーの広告費がインターネット広告にシフトしてくるとすると大きな恩恵を受けるはず、ということでした。
自分はインターネット広告業界や化粧品業界に詳しくないと分かっていたのですが、妻を含む何人かに聞いたところ、全員が同社のサイトを参考にしているという回答が返ってきました。
そして、見た目のバリュエーションは高いけれども時価総額には大きな成長が織り込まれているわけではなかったこともあり、投資を始めました。
その後2014年に大きな下方修正が発表され、株価は3割程度下落しました。
要因はPCからスマホへの移行期で収益に影響が出たことなど、いくつかありました。その株価下落を見て、私の自信は揺らぎ株式を売却しました。
そしてその後、同社の売上・利益は私の当初予想を上回って拡大し、株価は2年で投資開始時点と比べて6倍以上になりました。大失敗です。株式投資20年やって、始めた頃の株式を今持ってたらいくらになっていただろうなんて何回思っただろう。信用取引も下がると思って売ったら好材料が出て上がってしまった。私は株式投資に向いてないとつくづく思ってます。今は、積み立て投信と、これはと思った株式2つを保有者しています。
学んだことは、思いつきで買わない、決めたルールは必ず守る、深追いはしない、例えば腕時計が欲しいならまずお金を出して買うこと、好きなことにお金を使う。