水が乏しい砂漠で生まれた料理、 タジンとクスクス

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  ・2019年08月06日

  モロッコ料理といえば、クスクスとタジンを抜きにしては語れません。先住民族のベルベル人がルーツであるタジン。タジンは、とんがり帽子のような形のふたの鍋です。食材を豊富に使い、スパイスを効かせるのが特徴です。円錐形のふたをすることによって、水蒸気がポタポタ垂れて水がいらないとは、砂漠の民が考えただけのことはあります。