【直伝】「自己満」は売れない。世界がハマる音小説はこう作る
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とても興味深いインタビューでした。数々の名ポッドキャストを生み出しているGimletが手がけた、初めてのフィクション作品「Homecoming」。生みの親にお話を聴きました。
ひとつひとつ非常に考え抜いて作られているからこそ、バックグラウンドで使う効果音や一話あたりの分数まで、筋が通っている。彼のインタビュー後、ポッドキャストをもう一度聴き直しました。無料で聴けるので、ぜひ彼のインタビューとともにお楽しみください。「注意して聴いて欲しい」というのと「人の注意は散漫になりがち」という、このバランスの取り方が難しかった。
そこで我々が取った策は、「1エピソードの時間を短くする」こと。どの話も、20〜25分にとどめています。これより長くすると、集中力を持続させることが難しいと思ったからです。
実際にやってみて、この長さはちょうどよかったと思っています。スマフォの「ながら」が進めば、「音」が重要になってくるのはよくわかる。
ボクはよくKindleをSiriで読み上げてもらって「本を聞いている」「読む」よりも、読み上げを「聞く」方が効率的だ。通勤しながら、単純作業をしながら、車を運転しながら。
もちろん深い理解が必要な場合には向いていないけれど、概要を理解したいだけなら、「ながら」でも、もってこいだ。
そもそもテレビドラマなどは「ながら」で視聴するUXが普通だった。それがスマフォとワイヤレスイヤホンによって「テレビの前」という物理的な制約から解き放たれるのだから「音」つまり「ポッドキャスト」がユーザに受け入れられるのはUX的にも全くその通りだと納得できる。
日本ではまだまだこれからという印象もあるが、そもそもラジオが好まれ、ムーブメントとなった時代もあるのだから、受け入れられやすい土壌もある。Voicyの盛り上がりを見ても、日本でも「音」は確実に今後盛り上がりを見せていくだろう。