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「インターネットと憲法」の第一人者として知られる、ハーバード・ロースクールのレッシグ教授は、個人情報をめぐる現在の議論の方向性に強い疑念を投げかけています。

レッシグ教授のポイントは以下の3点にあります。

(1)私たちは、ネットサービスやソフトウェアを利用する際、「利用規約を読んで承諾します」のボタンを押しているが、実際には、利用規約など読んですらおらず、小さな嘘をついているようなもの

(2)従って、利用規約において個人データの利用に同意したかどうかを柱とする、現在の法規制の議論は、そもそも前提が間違っている

(3)「一人ひとりが個人データのどのような利用に同意したか」ではなく、「個人データのどのような利用がOKで、どのような利用が禁止されるべきか」を社会全体として議論するべきである

個人データとAIを融合したサービスが全産業で浸透していく中、個人の自由意志をベースとするこれまでの法システムがその限界に達しようとしているのかもしれません。
(形はどうあれ)同意さえ取れば…という議論に一石を投じる論考。必読ですね。

意思決定に割く時間や知識が足りない、個別最適と社会的な最適は一致しない、個人は目先の誘惑に負けるような弱い存在、といった指摘はデータの話に限らず広く当てはまりそうです。

だからといって、政府が適切な規制をデザインできるかはまた別問題ですが…