日産とルノー、FCA統合に向け出資比率変更を検討 米紙報道
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日産とルノーとの間の資本関係は、いずれ変更せざるを得ない。
なぜなら、日産による10%以上のルノー株式の保有はフランス会社法上違法のおそれがあるからだ。それ以上に、アライアンスの理念上、資本関係と事業関係を切り離すべきだからだ。
一方、株式持ち合いによって、日産がルノーに対しても、FCAに対しても、取締役の推薦権を獲得できるのであれば、従来の属人的な取締役ではなく、日産自体が取締役となる法人取締役を要求すべきだ。ルノーのフランスもFCAのオランダも、法人取締役を認めているからだ。またRenault・FCAの話が出てくるのか。
①が6月の撤回時のPick、ポイントはFCA側はRenault・FCAの話としていたのに対して、仏政府は「Renault・日産」・FCAの話だったという点。
Renaultとしては日産の持ち分を減らして、攻めて日産が賛成に回るようにしたい形だろうか?FCAもRenaultも撤回となったものの統合を希望していた(②)。
①https://newspicks.com/news/3952958
②https://newspicks.com/news/3962386
WSJの元記事日本語訳は下記。
https://newspicks.com/news/4113764日産の価値である北米市場でのプレゼンスが低下すると、アライアンスの価値は大きく変わると思います。日産にとって良い方向には行きませんね。厳しいと思います。