【イベント】ドラクエ映画をドラクエ5小説作者が提訴。その理由とは？作者の声明全文を公開！ - DQフリ ドラクエファンサイト
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ドラクエやっていたプレイヤーにインタビューして熱量を補足して脚本を製作。スーファミゲームをファミコン画面で表現したり、伴奏音楽を5ではなく、別ナンバリングシリーズから持ってきたり。
製作サイドの原作不勉強による付け焼刃がいろいろと波紋を起こしており、キャラ名問題もその一つかと思われる。論争を呼びつつあるオチの話はまた別。
「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー：山崎貴総監督が明かす“大人気ゲーム3DCGアニメ化に込めた思い 豪華キャスト起用のワケは…」
https://mantan-web.jp/article/20190801dog00m200054000c.html
(リンク先本文より)
◇シナリオのためプレーヤーに“取材”も 「戦場ジャーナリストみたい」
今作では、同時に脚本も担当した。誰もが知る大人気ゲームを劇場版アニメ化するにあたり、「いろんな人たちが『この物語の中にいたことがある』という感覚を思い起こせるものを書きたいな、と思っていました」と山崎総監督。脚本執筆前は、プレーヤーたちの体験や思いを知るために“取材”もしたという。「『ドラクエ』にすごくハマっている、仕事で会った人や友人たちに取材しました。『ドラクエってどこが一番面白かった？ どこがショックだった？』と。いろんな人たちが共通して挙げることは、大事にしないといけないと思ったんです」と明かす。ドラクエ5を発売日にプレイしていたものです。
ドラクエ5作家さんが映画に主人公の名前を無断使用された件で提訴。私も以前に原案となった舞台の演出家が私の考えたキャラクターで無断で続編舞台を企画した、ということがあったのでお気持ちお察しします。私の場合登場人物全員の名前や設定だけでなく、勝手に双子の兄弟まで追加されました。
弁護士さんからは名前には著作権はないが、キャラクター自体の商品を作る可能性を考えると設定を無断で使用したり他のキャラクターを無断設定するのは問題がある可能性が高いと。それを演出家に伝えると企画は突然中止でこちらへの謝罪は一切なし。事前許諾を怠るのは法的違反以前にマナー違反かと…
その後脚本を書いた舞台「男おいらん」についても、この名前を無断で使うほかの印刷物や興行が相次いだため、致し方なく商標登録しました。でも全ての言葉を商標登録するわけにもいきません。人が考えた言葉を商業利用する際にはひとこと断りを入れてほしい、と言葉を考える側としては願っています。読んだ。
創作物の利用はお金や法的権利だけの問題ではなく、なによりもまず創作物と創作者への"敬意"がないといい仕事はできない。
胸を痛めている関係者もいるだろうけど、責任の所在を曖昧にする製作委員会という仕組みがこういうとき致命的にダメですね。
