【カジノ】場所、規模、依存症。「日本進出計画」のすべて
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ウィン・リゾート創業者、スティーブ・ウィン氏は、父親が「ビンゴ・パーラー」をやっていた家庭から成りあがり、世界各地にカジノ・リゾートを保有するに至った立志伝中の人物です。いくつかの映画のモデルになっているくらい、特徴的な人物で、米国共和党では財務委員長を務める重鎮でもあります。トランプ大統領とも密接な関係にあります。このての不動産開発系大富豪が強く支持しているのも、トランプ大統領の強みでしょう。
多くのカジノ経営者がそうであるようにユダヤ人ですが(元々の姓はワインバーグ)、東海岸でビジネスを続けてきたところは、他のラス・ベガスの経営者たちとやや毛色が違います。後ろ盾はデトロイト・マフィアであるといわれ、その件で数々の訴訟を抱えてきました。
レンブラントやフェルメール、ゴッホ等々の世界的名画を所有していることでも知られ、彼のカジノ・リゾートも美術品が数多く飾られているのが特徴です。日本進出を目指すIR大手のウィン・リゾーツ。
開発責任者のゴードン氏に、日本での収益構造の見通しを尋ねると、「当初は7割程度がカジノになるだろう」ということでした。MICEなどの需要があるにせよ、当面「日本のIR」がカジノ頼みになることは避けられません。
では、ウィンはそのカジノで懸念される依存症や反社会的勢力にどう対処するのか。そもそも日本にはどんな規模の投資を考えていて、何人を雇うつもりなのか。
あらゆる疑問をぶつけさせていただきました。
ウィンを通じて「IRの巨人たち」の日本への眼差し、空気感が伝わる記事になっております。
ぜひご一読いただければと思います。数年に一度カジノに行くので、所属する会社などとは全く関係ない、通りすがりのいちプレイヤーとして述べさせていただきますと、Wynn はいい。ラスベガスには日本人に知られているところですと、ベラージオ(たくさんの映画に登場、シルク・ド・ソレイユはここで)、フラミンゴ(昔の映画に登場)、パリス(エッフェル塔の模型が有名)、ベネシアン(部屋がオールスイートで広い。横にはお台場ヴィーナスフォートの元になったショッピングモールが併設)などピンからキリまでカジノがありますが、Wynnが一番綺麗で天井が高くて安全ですし出てくるお酒の質もいいです。賭け金によるお部屋のバラエティも豊富でいい感じです。プールも各種あるので負けたとしても、ここで頭を冷やしてリベンジに向かうこともできます(笑)。
さて。そのWynn が、あのハーバードやらMITを擁するボストンにまで進出したとは知りませんでした。実は日本にカジノを作るのはどうかと思っていましたが、ボストンでの周到な計画を日本にも適用してくださるのなら、しかもアジアからのインバウンド客が最終的に好きでリピーターになる大阪ならありかも、とこの記事を読んで思った次第です。
依存症についてはどうなんでしょう。パチンコにハマる人とは明らかに層が違うと思われますし、日本と近い環境にあるボストンの今後を観察し、それからの結論でもいいように思いました。