部活ガイドライン 抜け道探る動き 「闇部活」の実態
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注目のコメント
私は中学校教員だが、今所属している部活動は、幸い『ブラック部活』ではない。平日1日、土日に1日休みを取っている。
しかし、私自身初任者の時は、平日、土日休みなく部活動をしていた。活動量を無制限にして部活動を行なったら、技術は向上する。技術が向上すれば、部活動が生徒も先生も楽しくなる。大会に出場したら上位入賞する。
全校集会で表彰してもらえる。
さらに教員も生徒も部活動を頑張ろうとする…(以下繰り返し)
私が大会役員をしていた時は、大会中自分の学校の生徒のそばにいてあげることができなかった。なぜなら大会運営優先だったからだ。その時の大会役員の教員から『滅私奉公』を連呼され、自分の学校の生徒に関わることを制限させられた。
だんだん部活動に対してのモチベーションが下がり始め、大会運営方法について疑問を持ち始め、気がついたら病気休暇を取り、復帰するまで1年かかった。
今は通常の勤務ができるようになった。
授業、会議、生活指導、部活動、大会運営役員、学年主任、保護者のクレーム対応、職場の『意味のない』飲み会の参加…。
これらの仕事を教員は『全てそつなくこなす』必要がある。
『1日28時間』必要である。
長時間勤務を解消するために必要なことは、2つあると考えた。
❶教員が専門的に指導できない『全て』の部活動に
『外部指導員』を配置する。
❷部活動の大会運営は『外部委託』して、
大会運営のプロに全て任せる。
部活動は『おまけ』に過ぎない。
我々の本業は『授業』である。
『授業の教材研究』を我々がしっかりと時間をかけて行い、生徒に『答えのない世界に飛び込む覚悟と勇気』を持たせたい。
忘れてはいけないのは、我々教員も『答えのない世界に飛び込む覚悟と勇気』を生徒と一緒に持つ。
これが1番大切だと思う。先生方のコメントが非常に参考になります。程度の差はあれ部活動のあり方について課題があるという認識は共通されている。
KATO先生が書かれているように教員もスタンスが一枚岩ではないので議論が進みにくい部分もありますが、村上先生が書かれている外部指導員の配置と大会運営のアウトソーシングは正面から議論したいテーマです。私が野球部の副顧問をしていた頃、朝練を自主的な活動とみなして行ってました。顧問や管理側からは1度も指導を受けたことはありませんでした。
しかし、その後保護者の方々からクレームが入り、10数名の保護者に囲まれて面談会。私は保護者と学校の間の調整役のような立ち位置にさせられ少し大変な思いをしました。
土曜練習、日曜試合と部活動を行なっている学校も多くあるでしょう。
部活動の議論になると、土日の給与の問題も深刻です。
新任の教諭は自分の経験のある部活動の顧問につけることはほぼありません。その都度、審判の資格を取る努力もしています。
全て生徒のためです。
特に考えもせず当たり前と思ってやっていました。
その学校側の当たり前が、生徒や保護者にどのように考えられているかを地域も含めてコミュニケーションを取りながら、そしてガイドラインに沿って活動することが求められますね。