熱中症、10人に1人が住宅内で発症していた!
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毎年全国で30-40万人もの方が熱中症を発症し、病院を受診されます。例年7月と8月がピークになりますが、今年は少しピークが遅れているものと思われます。
救急搬送記録によると、このうち、約4割が自宅内での発生と報告されています。
これは、ユーザーの皆さんの年代で話題になるような、屋外での作業や運動に伴って生じる「労作性熱中症」とは異なり、70歳以上の方に頻発する「古典的熱中症」と呼ばれるものです。
古典的熱中症は、暑い自宅環境で生じます。身体を動かさなくても起こるのは、熱を逃がしにくい事情、すなわち血管や神経の調節機構が加齢とともに障害されたり、普段内服されている常用薬による影響などがあるからだと考えられます。このような古典的熱中症の死亡率は20%から高い報告だと60%にも上り、命に関わる病気と言えます。
熱中症からお年寄りを守るため、特に70歳代以上のご家族をお持ちの方は、これから暑くなる夏場の室内温度調整や、水分補給のお声かけをお願いします。また、夏場を迎える前に薬剤の調整が必要なこともあります。特に血圧や心臓のお薬を内服されている場合には、あらかじめかかりつけの医師と相談されるとよいと思います。住宅内で熱中症になるとは、誰も思いたくない。
私の母親の年齢は70代だが、少しでも『暑い!!』と感じたらすぐにクーラーをつけている。
クーラーをつけなくても大丈夫!!と思っている60代、70代位の方が1番熱中症になりやすいかも。
あとはこまめに水分補給を忘れずに!