ECB、早ければ9月に利下げの可能性 量的緩和再開も検討へ
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ECBは政策変更はしませんでしたが、先行きの緩和を示唆したことから、9月に緩和するのでは、との見方が強まっています。また、緩和に向け、フォワードガイダンス、国債や社債などの資産買入、マイナス金利の深堀(と、それに応じたマイナス金利該当部分の変更)と、さまざまな政策パッケージを検討するとあり、ここから9月会合まで、色々な予想が飛び交いそうです。
個人的には、超過準備の付利(マイナス金利該当部分)における階層化システムの設計に注目しています。いままで2層式だったECBも日銀にならって3層式にして、マイナス直撃部分を減らすのでしょうか!?欧州圏の景気は悪化しているということから、金利引き下げを検討することになったECB。ドラギさんは危機感を感じつつも、あまりおおっぴらに悪いとはいえないディレンマ。
現在は、主要政策金利のリファイナンス金利を0.00%、限界貸出金利を0.25%、中銀預金金利をマイナス0.40%にそれぞれ据え置いたが、9月の会合でこれを引き下げる可能性を示唆した。
ブレグジットの影響があると考えているようだ。