今年上半期の出版市場、電子コミックが3割近く増加 「漫画村」閉鎖の影響か
コメント
注目のコメント
電子書籍を売っている側としては、漫画村の影響はそこまでではないと思いますけどね。
30%伸びているのは事実ですけど。
昨日、矢野経済研究所さんから業界に関する取材を受けた際にも、漫画村のことは話さず、電子書籍市場が伸びていますと話しておきました。
【追記】
電子書籍が伸びている背景として、2つ要因があると思っていまして。
1つめは、電子書籍の方が物流も含めて生産から販売におけるコストが安いので、書籍化のハードルが下がっていることから、これまで日の目を見ることが出来なかった作品が販売されやすくなったこと。
2つめは、出版社も作者も軟化したことで、電子書籍化に前向きになったことですね。
生産から販売のコストが下がったので紙の印税よりも料率が高くできるように出版社も配慮し始めたし、電子書籍化に反対していた作者も電子書籍化し始めました。
分かりやすい例は、本誌に掲載されていないジャンププラスのみ掲載の作品が下手したら本誌掲載の作品よりも売れているものが出て来ていること。
コストが下がったことで挑戦的なものも世に出しやすくなったことで、押し上げていると思います。ちなみにここ3年の伸び率は26%、15%、30%になってて、この流れで3割だからといって急増、とは言えないんじゃないかなあ。
以下、彼ら自身のリサーチの去年の記事の真ん中くらいに漫画のグラフがある。
https://www.google.com/amp/s/hon.jp/news/1.0/0/25681/amp
他にもひどい内容すぎる。
> 紙が同4.9%減の6371億円だったのに対し、電子は同22.0%増の1372億円と、紙の落ち込みを電子でカバーした形となった。
カバーしてないじゃん。片方が下がってもう片方が上がったからカバーした、とは言わないだろ。