【鈴木おさむ】日本メディアを制するのは「TVer」
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今回のテーマはNetflixはメディアを制するか。
テレビ業界をよく知るゲストとして、放送作家の鈴木おさむさん、テレビ東京の工藤里紗さん、アメリカから鳩山玲人さん、次世代動画メディア代表の明石ガクトさんに参加していただきました。
私自身、アメリカ在住時はNetflixのヘビーユーザーでした。Netflixは、見たいコンテンツをすべて網羅していましたし、なくてはならないサービスとして生活に浸透していました。日本にきてみると、やはりまだ地上波テレビが強いのだと実感。この視聴体験の違いはどこにあるのだろう、と思ったことが今回の企画のきっかけでもあります。
アメリカのテレビのように有料契約型コンテンツか、日本の民放のような無料なのかという国によって、サービスが違うという根底はありつつも、ユーザーに共通する思いは、「どの方法で質のよいコンテンツを見れるか？」ということだと思います。現在NewsPicks Studiosで、ネット、ソーシャルメディアのプラットフォームで番組を配信している身として、コンテンツ、プラットフォーム、メディアへの理解が深まり、何が日本で強いサービスになっていくのかについて多く学べる回となりました。
ちょうど吉本問題でタレントが搾取されているのか否か論も、世論として盛り上がっていたので、いろんな意味で今回の企画はバッチリのタイミングでできました。日本のタレントエージェントの仕組みも今後契約型となり、変わっていくのかもしれません。アメリカ、日本でのコンテンツの面白さの違いを含めて、白熱した議論となりました。
来週7月30日はおやすみとなりまして、8月6日は、番組開始時間が22時からに変更となります。次回は上場も計画されている「新日本プロレス」について討論します。男性だけではなく女性にもうけている理由は何か？最強のエンターテイメントになるためのマーケティングなど、ビジネスサイドからもプロレスを語ります。お楽しみに！とても面白かったです。業界の現状がよくわかった。冒頭の明石さんの整理もすんごいクリアでしたし、鳩山さんの詳細に渡る事情解説も助かりました。皆さん、ノリノリでしたし 笑
で、次回はいよいよ、まさかのプロレス！とのことですが、実は今回の話は現在のプロレスビジネス事情にもすごくあてはまる、と思ってます。グローバルレベルではもうすっかりデジタルコンテンツの闘い。リアルとネット、グローバルとローカル、どんなポートフォリオで攻めるのか。ガリバーWWEにどう迫るのか。とても楽しみです！
