[24日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>が、ハイテク投資ファンド「ビジョン・ファンド」の第2弾に400億ドルを出資する見通しと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が24日、関係筋の情報として報じた。

ソフトバンクの取締役会は25日に出資を承認する見込みという。

WSJによると、ソフトバンクはすでに2号ファンド向けの資金を調達しており、米ゴールドマン・サックス・グループ<GS.N>や英スタンダード・チャータード<STAN.L>などからの投資を確保。現在マイクロソフト<MSFT.O>と交渉中という。

ゴールドマンは、投資先企業が株式を公開する際に関連業務を受注できるのではないかと期待しているという。

WSJによると、カザフスタンの政府系ファンドも投資する予定。

ソフトバンク、ゴールドマン、スタンダード・チャータードはコメントを控えている。

関係筋によると、サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)も、ソフトバンクと協議を進めているが、正式な提案を検討した上で2号ファンドへの投資の是非を判断する見通し。

*内容を追加しました。