トランプ氏の潔白証明せず モラー元特別検察官が議会証言
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先日、アメリカの事情に詳しい笹川平和財団上席研究員、渡部恒雄氏の講演を聞きました。その中で、トランプ大統領は、大統領でなくなるとほぼ確実に刑事訴追されるため、大統領に再選されることそのものが自己目的化しているという見方を紹介していました。今回のモラー氏の証言は、その見方をさらに説得力あるものにしていると思います。政策の実現のために再選を目指すという本来の姿が完全に逆立ちしています。
文字だけで読むと分かり難いですが、米国では、何度も質問を聞き返したり、事実誤認の証言をするなど、モラー検察官のあまりの切れの悪さに、その健康問題を指摘する声すらあがっているようです。オバマ大統領の顧問だったアクセルロッド氏などは、「(みていて)とても痛々しい」とツィートしています。政治的な観点では、これで弾劾の流れが強まるとは、とても思えません。