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経営者視点から。
まず、会社のトップは人事権の最終決裁者であると考えるのが一般的です。そのトップが自ら、密室で人事権の行使を発言してしまったのは厳しいです。「家族感の…」と言いたい気持ちはTPO次第でわからなくもないですが、契約解除をチラつかせてる状況ではダメでしょう。

次に危機管理体制。
有事の際はトップ自ら陣頭指揮を取り、早期に問題解決すべきです。契約関係のある芸人に対するヒアリング調査なんて、どうにでもできることかと。さらに「時間が短い」と言っても事案発生から2ヶ月弱もある時点で言い訳にならないかと。事故対応に関しては、ヤフー元社長の宮坂さんの記事を参考までに。
https://note.mu/mmiya/n/n746eb2e36f81

最後に進退について。
マスコミはすぐに責任の取り方として進退問題を上げます。これやめません?辞めたら解決します?
有事の最中にトップが辞めてしまったら、それこそ会社経営は大混乱します。責任の取り方というのは、退陣することではなく、自らの責任で発生した問題を、自ら陣頭指揮を取って解決し切ることにあると僕は思います。

いずれにせよ、ワイドショーのゴシップネタじゃなくて、素晴らしいエンターテイメントを提供し続けてくれることを願うばかりです。
連日、様々なメディアでたくさんの方がコメントされていますが、ある意味、今の時代の日本の風潮はちょっと怖いなと思ってしまいました。

叩く先が変わればすぐにそちらに飛びつき、フルボッコにする。
論点が変わったことに気づいてはいるけども大勢で気づかないふり。

いずれにしても、芸人さんも吉本興業側も、最初から真摯に誠実に対応していればこんな大ごとにはなっていなかったはずなのに、後悔しか残らないですね。
吉本興業は高校の学区にあって40年前から地元で見ていますが、企業の本質が、通常のサラリーマン会社ではなく、丁稚奉公的な会社が大きくなりすぎた会社ですし、社長の品格を期待するのも筋違いかなと。
それより「反社会的勢力からの金品を受け取った闇営業」といういい方をテレビがしてましたが、果たしてこれが問題かどうかは疑問。WBSの専門家が「捜査機関が入って事実認定するべきだ」と述べており、この見解が一番共感できます。反社会的勢力の認定はどうなってるのか?
反社会的勢力からの金品を受け取ることが犯罪なら、キャリア、病院、航空会社、不動産会社もすべて闇営業にならないですかね。犯罪行為はNGだけど、犯罪グループとの合法な取引は成立するのか、という問題も含まれています。法律に基づかずに世間常識というので裁くと、法律も人権も無視した人民裁判ななってしまうので危険です。本質的議論が望まれます。
良くも悪くも、「一般企業との違い」や「世間の感覚との温度差」が浮き彫りになった記者会見だった。多くの人が「自分の会社だったら…」と置き換えて聞いていたと思うが、世間の常識とはかけ離れていることが多過ぎた。茶の間の空気に敏感な所属芸人たちにとっても、思わず突っ込みたくなる内容だったのだろう。昨日の記者会見で逆に、最終的な落とし所が全く見えなくなったような気がする
質疑応答のぐだぐだ感、社長としての対応のひどさ、危機管理としてのダメさなどはコメントで尽くされているので違う視点でみると、本件がどれだけ業界の地殻変動に繋がるのかがいちばん興味があります。処分を取り消されたとしても「はい、そうですか」と元サヤになるのかは謎ですし、松本氏発言を受けて色々な芸人が踏み込んだ発言をしており、松本興業に分裂するのか、他の事務所に流れるのか、独立が増えるのかには繋がるかもですし、テレビからネットへの流れは加速しそう。各局が会見の内容を繰り返すなかで、昨日のWBSではUUUMの株価が上がったことを報じており、テレ東のぶれなさにますますファンになりました
最近、問題が起こった時の経営陣の対応が問われる事案が連続していますが、シラを切り倒したりうやむやにして、時間が経つのを待つ方が得をしている印象もあります。

間違ったことを謝らないのが当たり前の社会になってないか、最近少し不安です。それと同時に、謝らない方がいいと思えるほど、間違った人を叩く社会になってないかも不安です。自戒も込めて。
ここまでモゴモゴするのかと興味深く見てました。

●説明責任果たす際の鉄則
・ベストは台本なしで自分の言葉で本心語る。
・語るほどの本心ない場合(今回はここ)セカンドベストは裏方の書いた脚本を全力で演じきる。芝居してることを一ミリも感じさせないクオリティで。

今回岡本社長のアリュールの部分を寸評すると以下。

●質問者と向き合う時
顔をうごかさず目線だけを右左上下に動かすのはだめ。体幹からそっち向くこと。

●回答する時
口の動きが小さすぎて本当に喋ってる?と気になった。
腹の底から出す声出なく口先だけで話そうとしてる人の話し方でした。
一連の流れに関していくつか。

・ジャニーズ事務所の件と今回の件の結果、業界の透明度が上がり、結果インターネットサービスへのタレントの自由度が上がるなど、時代にあった姿に変わりそうなのは、結果日本にとってよかった可能性がある。

・直接違法行為をしたわけではない(民事での契約違反はあり得るが)人に対する風当たりが世界的に見てもやはり異例に強い日本のカルチャーに対する疑問も結構出ていたので、そこはもっと日本全体で改善が進むとユニークで新しいものの土壌が生まれる。(今回のケースは良くないですが)

・何かあった時に、株主でもないのにメディアなどが責任論と辞任ばかりいうのは、誰も幸せにならないし問題も解決しない。山野さんのコメントの通り。

・メディアの多元化により、今までであれば業界内の話で収束したであろう話が、ここまで表に出たのはあまり注目されないが、日本にとってこの一連の騒ぎで一番重要な事だったと思います。
入江慎也氏から「吉本を通したイベントのスポンサーだから大丈夫」と説明があったと説明した宮迫・田村会見。岡本社長曰く、2014年は吉本が「イベント会社の依頼を受けて、タレントを派遣した」ということ。

えっと、思わず唸ってしまった。
反社が1番悪いのにいつのまにか体制批判にすり替わってて、なんだかなんのこっちゃ訳の分からない事件だよね。内輪揉めまでニュースにする必要ある?

#吉本興業
この連載について
今、知りたい注目のニュースの真相から全体像まで、やさしく徹底解説。プロピッカーや有識者による対談、オピニオン寄稿、直撃インタビューなどでお届けする、NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。
吉本興業株式会社(よしもとこうぎょう、英語: Yoshimoto Kogyo Co., Ltd.)は、大阪府大阪市中央区(登記上の本店)と東京都新宿区に本社 を置く、マネジメント、プロモーター、テレビ・ラジオ番組製作、演芸の興行等をグループで行う吉本興業グループの持株会社。通称「吉本」、「よしもと」。 ウィキペディア

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