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記事中にあるように100mは「人間の根本的な能力の戦い」です。
格闘技は技術や戦術が大きな割合を占めますが、100mの場合は技術戦術関係なく、素質で叶わないことはあるはず。ただ日本人の身体能力も伸びていると思うし、競技寿命も延びているのでこれから多くの競技でパフォーマンスは成長していくはずです。
100mで9m秒台を出す偉大さは誰もがなんとなく分かるけれど、その道のプロから見れば、何がすごいのか。100mという最もシンプルな競技の奥深さをここまで解説できるのは、トップスプリンターより小柄の末續さんが、世界で互角に戦うための工夫をしてきたことにあるのでしょう。明日の後編では、末續さんが39歳になった今も現役で走り続ける理由に迫ります。来年の五輪までに、スポーツの本当の意義を掘り下げていきたい。
「陸上短距離にはルールがほとんどない。ボクシングのように体重別の階級もなければ、道具もほとんど使わないで、「位置について、よーい、ドン」だけ。ということは、人間の根本的な能力の戦いになってくる」

「人は道具を持ってさまざまなものを便利にしていったじゃないですか。それはある面では、知的な進化だと思います。一方、道具を使わない中で肉体的な変化が訪れるとしたら、陸上という競技は、知的な進化に逆行したあり方だと思うんですよね。走ることが速くなるというのは、人間の身体能力が進化した証しだと考えています。」

「進化」へのこだわり、一人ひとりが自分の専門領域でもちたいですね!
思い出したのは、二宮清純著『1ミリの大河』。
1ミリのような差でも、そこを超えるか超えないかは大河を渡るほどの違いがあるというお話。
ましてや短距離走は「人間の根本的な能力の戦い」だから、100分の何秒を縮めることの純度の高さたるや。
日々の仕事で企画が通るかといったことにも、「1ミリの大河」はありますね。
個人的には、先日のゴールデングランプリの男子200mで、中国の謝選手が19秒88で優勝したのが衝撃でした。
リレーでは勝ってますが、個人の走力ではまだ中国が上ですので、そこを越えることを期待してます。
末續さんの記事を初めて読みましたが、なんというか、求道者みたいですね。競技を通じて世の中の心理に近づこうとしてる印象を受けました。
お友達の為末さん(元ハードラー)もまさに求道者の権化みたいな感じなので、スポーツを追求する人は、こうやって深層心理まで探求していくのかもしれないですね。
人間の進化って、運動でも知能でも素晴らしい物があると思います。「ああ、できるんだ」と思考のタガが外れたときの可能性って確実にあります。

非常に蛇足的なコメントになってしまいますが、私の印象に一番残っているのは私が学生時代に発明された青色ダイオード。講義ではいかに実現が難しいのかが説明され、「発明できたらノーベル賞」と言われていました。実際、発明した中村氏は受賞されました。

ただ、一度「できる」ということがわかると、次から次に異なる手法が出てきます。いまとなっては学部生の演習で「青色ダイオードをつくってみよう」が開催されるほど。今の学生たちは「青色ダイオード!」と言われてもなにが貴重なのかわからないくらい普通になってしまっています。
その道のプロの話は、やっぱり面白い。


>僕が10秒03を出してから、(桐生祥秀が初めて)9秒台を出すまで14年たっています。
僕らが蓄積してきた情報に加え、環境が整えば、10年以内に出ると思っていました。<

こんな見方をしたことがなかった。なるほど。
研究者も同様なんですよね。研究はそもそもオリジナルで新しい何かが必要なんですが、そのオリジナリティに純度があるというか。

引用>「ただ、どんな業界でも共通して価値があるとされるのは、誰もやったことのないことをやった人。いわゆるロックンロール的に「俺は周りと違うことをやるぜ!」という感じではなく、自然に周りと違うことをやって、いつのまにか「神様」や「怪物」と言われたりする人間が、最も価値が高いですよね。」
日本人でも、100メートル10秒の壁を越えられる、という認知、認識(常識)が、スプリンターの走り、限界を変化させるのだと思います。