【直撃】日本でもっとも地味な「20兆円産業」の正体

2019/7/22
コピー代や文房具代、オフィスの電気代など、「間接費」と呼ばれるコストの削減をビジネスにした起業家がいる。リーナー・テクノロジーズの大平裕介氏だ。
一見地味に見える領域だが、200兆円とも言われる日本の間接費マーケットのうち、実に20兆円は削減の余地があるという。
「人々は売り上げを伸ばすことに注目しがちだが、コスト削減は利益増に直結するため、実はとても効率がいい」と話す大平氏。
かつてA.T.カーニーでコンサルタントとしてさまざまな会社のコスト削減に取り組んでいた大平氏に「コスト削減の極意」を聞くとともに、日本中の会社で使われるサービスを目指す彼の野望を聞いた。