【体験ルポ】アップルも参入。最新睡眠ガジェットを試してみた

2019/7/27
「眠り」に注目した新しい市場として注目を集めるスリープテック。
中でも各社が新商品を続々と投入しているのが睡眠計測ガジェットだ。睡眠状態を可視化するセンサーやそれに基づき助言などを行う睡眠改善サービスの国内市場は、市場調査会社の富士経済(東京都中央区)によると、2017年は1億円だが、2022年には20億円まで拡大する見通しだという。
しかし、腕などに装着するウェアラブル系のガジェットは、着けたまま寝ることが不快だったり、充電などの手間が発生したりする。またスマホアプリや枕元に置くだけの製品などは、正確性に欠けるという指摘もある。
識者の中には「脳波まで測らなければ、本当の睡眠状態を把握することは難しい」と指摘する人もいるが、日常生活でそこまでするのは現実的ではない。
そこで注目されているのが、手軽さと研究用機器の中間に位置する、非接触型の睡眠ガジェットだ。
マットレスの下に機器をセットし、非接触でデータを測るので、充電や装着の必要もない。睡眠への意識を高める企業でも、活用例が増えている。
果たして、その性能はいかほどのものか。記者が実際に日常生活に取り入れ、検証を実施。その効果のほどをレポートする。
(画像はフランスベッド公式ホームページより)

アップル傘下の企業も参入