【対談】レクサス×ミニマル。日本的価値を突き詰めた先に残るもの
コメント
注目のコメント
Minimal山下です。
労働人口が減少し、GDPが下がっていく可能性がある中で、外貨を獲得するための私なりの解が日本人ならでは感性や美意識を活かした「モノづくり」×「ブランド創り」でした。
まだまだ私達のレベルは偉そうに語れるほどではないですが、世界で戦うために、日本人の価値観や考え方みたいなものを説明するのではなく、どれだけ自然にプロダクトの中に込めることができるか、それを人種や国籍を越えて感覚的な価値として感じてもらえるかを考えながら毎日チョコレート造りに邁進しています。
人がモノを選ぶ基準を突き詰めていくと、最後は好き嫌いに近い感覚になるという事をLEXUSさんレベルの規模とクオリティーでモノづくりをしているブランドが追い続けているという事は本当に勉強になりましたし、心から勇気を頂きました。「乗り味」という言葉はとても素敵でした。車を選ぶ基準は論理的には色々ありますが、最後の最後は「乗り味」という感覚的なモノであるなら日本人のモノづくりは世界で戦えると思います。
日本人のきめ細やかな感性や美意識を背景に目に見えない細部までこだわり続ける事が感覚的・直感的な“味”としてプロダクトの価値を感じる事が世界で通用するという事を証明するために微力ながら地道に誠実にモノづくりを追究したいと思いました。
LEXUS沖野さん、NewsPicks宇野さんはじめ関係者の皆様、貴重な機会を頂きありがとうございました。
この機会にMinimalのチョコレートを知って頂ければ嬉しいです。
https://mini-mal.tokyo/福岡で開かれたICCサミットでレクサスがスポンサードした「CRAFTED CATAPULT」の優勝者が、Bean to Barという新しいチョコレートをつくるミニマルの山下貴嗣さん。クルマとチョコレート、一見かけ離れたものづくりには、どんな共通項があるのか。レクサスのマーケティング室長・沖野和雄さんと対談してもらいました。
安い/高いの二極化ではない、第三極としての価値。お二人の話を聞いて僕が思い浮かべたのは、茶道のような世界観でした。「日本人は単に精巧なものを作るだけでなく、そこに体験価値を織り込もうとしている。それを象徴的な言葉でお届けしようと考えたのが「CRAFTED」」
CRAFTEDは「作り手のこだわり」という意味合いも感じさせる言葉。
ただ、そのこだわりが体験価値に転化されないのであれば、受け手にとって意味がありません。
こだわりを体験価値に結び付けられるかどうか。
そして、「CRAFTED」を多くの人に届けようとすれば、ものづくりにかかわる人を増やさなければなりません。
CRAFTEDなものづくりとは結局、「人を育てる」ことによってのみ実現されるものなのでしょう。