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注目のコメント
「モノ売らぬメーカー」をテーマに三回連載します。日立、東芝、パナという日本の典型的大企業で起こりつつある、新しいビジネスについて紹介します。
IoTやCPSの時代となり、「プラットフォーム」、「モノからコトへ」などのフレーズがはびこっています。かくいう私も使っていますが汗
こうした言葉を聞いても、いまいちピンとこないケースが多いかと思います。なんぜコンセプトばかりが、先行してきましたから。
今回、「プラットフォームとは、こういうものか」、「モノ売りからコト売りにすべき理由は、これか」と腹落ちしていただけるように、具体例をじゃんじゃん紹介していきます。伝統的企業の変革を例にとりながら。
第一回の日立製作所は
・ホンダ系列の自動車部品メーカーの買収が、IoT戦略とどう結びついているのか
・あのGEですら必ずしもうまくいってないIoTプラットフォーム、難しいのはなぜか
・日立も当初はモノ売り思考。「価格表をくれ」と言われる現実からスタートした
こうした切り口から、多くの読者にとって有用な題材を提供できれば、幸いです。共創によるデータ蓄積に本腰を入れる、辛抱強いスタンスがとても明快と感じました。
<共創の具体例>
日立は、なぜ「ディズニー」とタッグを組むのか
https://toyokeizai.net/articles/amp/309441?display=b&_event=read-body
(ポイント抜粋)
・リアルデータを分析して現実世界にフィードバックするサイバーフィジカルの時代がくる
・サイバーフィジカルの時代に、日立はGAFAが得意な情報系ではなく、制御系に特化する(カーナビ事業売却)
・サイバーフィジカルに向かう流れは以下
①メンテナンスの高度化
②単体機器の自動化
③自動化された機器の群制御
・マネタイズするまでには、生産側も消費側も、モノ売りから「共創」に考えをシフトする必要があるため辛抱が必要。GEのPredixとの違いについての言及が気になる。結局ルマーダは売っているのか、売っていないのか(下記日経記事は「ルマーダの収益は現在ほとんど国内で稼いでおり」といった言葉がある)。
Komtraxのように、外販せず、IoT製品を活用するためのツールという位置づけだとすると興味深い。「共創」という言葉が出ているが、SaaSもその概念。SaaSでなくても、共創は相互にメリットがある商取引サイクルがあるということで、作れたら持続的な競争障壁になると思っている。
https://s.nikkei.com/36byOnW