グーグル式仕事術が生んだ「4大シンプル時間術」
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◆「選択と集中」、シンプルだが奥が深い
時間を最大限に使うための四つのステップを紹介しているが、まあ特に真新しいものでもなく、言っているのは「選択と集中をいかに継続的にやり続けるか」という話だ。まずはその日の中で集中すべき仕事を一つに絞る(ハイライト)。その一つのタスクに時間を集中できるように工夫する(レーザー)。一日の仕事が終わったら、振り返りをやって明日の集中すべきことを決める(チューニング)。このサイクルを回し続けるためのコンディションを整える(チャージ)。
それぞれのプロセスに与えられた言葉は新しいが、やっていることは極めてシンプル。重要なものを選び出してそれにいかに集中してやっつけるか。それを毎日、とぎらせずにやり続ける仕組みをつくるということだ。これはある意味王道な話で、おそらく仕事がよくできるビジネスパーソンは自然とこうしたサイクルで仕事を回しているはずだ。
朝の仕事を始める段階で、今日一日でやることは明確になっている。いろいろな余分な小さな仕事が入ってくる中でやるべきことをぶらさずにやりきって、一日の最後に明日は何をするか決める。食事や睡眠時間といったコンディショニングはもちろん気をつかっているだろう。当たり前にやっているルーチンにポイントを付け加えるなら一番重要な仕事は何か、しっかりと選び出すという点、いわゆる重要思考だろう。
一日の仕事の中で他と比べて価値を生み出す仕事というのは実は限られている。ぱっと見たところ、同じようなサイズで並んでいるタスクの中でも完成させて組織の業務フローにピタリとはめてみると評価されたり、顧客に付加価値を生み出すタスクというのは実際は限られている。全ての業務はなんらかの価値を生み出すが重さが違うのだ。一番付加価値を出す仕事を選び、そこに量的な時間をかける。これが上手な人は同じ時間働いていても結果的に出すアウトプットが変わってくる。
仕事の価値の濃淡をきちんと見極めて、それにいかに集中するか。この仕事法の肝の部分はまさにそこにある。選択と集中は戦略の基本で、身の回りの出来事にも適用できるが、実際はこれをやりきるのは難しい。毎日振り返ることでこのサイクルの精度を上げる。継続は力、シンプルで当たり前だが奥は深い。僕は全く成功していないけど納得感がある記事だった。
特にこれ。
>ステップ2で、特別な戦術を使ってハイライトに「レーザー光線のように集中」し続ける。
ただ、僕は異常なぐらい集中するけど(自分で言うなってw)、集中できないと思ったらスパッと定時で退社したりする。
やっぱり、人間だもん、集中「し続ける」はムリ。
で、今日は「集中ムリ」だったので、まさに定時で切り上げて「緑茶ハイ」w
絶対に絶対に、その目標を「やり抜く」ためにはレーザーのオンオフは、やはり絶対に必要だと思う。