糸井重里氏に聞く、雑用をAIにやらせる未来が「ディストピアかもしれない」理由
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つまり、生きることそのものがよろこびであることを、人間というのは感じ取りたいんだと思います。今日起きて、「何しようかな」って考えたい。「庭の掃除をしよう」と思って飛び起きる人もいるし、古典を読んだり、むずかしい数学の証明に挑戦したりすることもそうです。それは、どこからどこまでがクリエイティブな仕事だというふうにとらえるのではなくて、自分が自分の全部を使ってよろこぶ時間が欲しいということなんだと思います。
クリエイティブなことは人間がやって、そうじゃない雑用や単純作業はAIにやらせればいいと言っていても、純粋にクリエイティブだけの仕事や、アイデアのみを求められる場面って、日常のなかにはそんなにはない。
楽しい単純作業をやっていて、それを評価される、あるいは楽しくて取られるのか嫌な人もいる。
複雑な偶然をしっかりつかんでいかないと、AIを取り入れるにしても、おもしろくない。
糸井さん 深い。