【売り上げ急進】飲料界の出世頭「炭酸水」ブームに迫る

2019/7/19
アメリカの定番ドリンクに異変
2019年夏イチオシの飲み物は、どんな食事にも合い、あらゆる年齢層に好まれ、アメリカのどの地域の食料品店にも(何十年も前から)置かれていて、飲んでも酔わない飲み物だ。
それは、水。もっと具体的に言えば炭酸水だ。
炭酸水は今、ベンチャーキャピタルから巨額の投資を引き付け、コーンシロップを大量に含む炭酸飲料や薄めたビールばかり飲んでいた人々の「定番」を変えつつある。
外食産業を専門とするコンサルティング会社「テクノミック」のデービッド・ヘンキスによると、炭酸水は、まさに「泡」のごとく「噴き出している」カテゴリーのひとつだという。
テクノミックによれば、アメリカ人が2018年にレストランで炭酸水に払った金額は約17億ドル。炭酸入りソフトドリンクの150億ドルに比べればささやかな数字だが、2016年以降、従来の炭酸飲料の売り上げが毎年1%ずつしか伸びていないのに対して、炭酸水の売り上げは2桁の伸びを記録している。
「何が『より良い』のかは解釈が分かれるところですが、消費者は従来の炭酸飲料よりも『自分にとってより良い』飲料を求めています」とヘンキスは言う。
(Caroline Tompkins/The New York Times)
老舗と新興の群雄割拠